日航ホテルでしたか?
お見送りさせて頂きました。
12年前、中国の成都(正確には都江堰)で出会った彼とは、
互いが日本に帰国した後も友好関係が続いていたんだ。
そんな彼が再び成都へ行くと。
寂しい反面
『ま、そりゃそうだよな』 と。
『池谷から空手とったら何もないじゃん』
『俺も中国語とったら何もないんだよ』
そんな風にも言ってたっけかな。
これまた同感。
私がEFK始めたり、空手教室やってたりするんだから、
彼が中国で働くと言ってもまったく不思議ではない。
ロジックとしては、まったくそのとおりである。
しかし、感情としては何処か寂しいような気もしないでもない。
エヴァのリツコさんが
『男と女はロジックじゃないものね』
と言っていたのを思い出した。
むろん、僕らは男と男。
断っておくが、ゲイでもない。
なにはともあれ彼が成都に移住するのであれば、
私が彼を頼って気軽に旅行に行けるということ。
それは有りがたい。
奥様の機嫌を損ねないよう、日本のお土産は忘れてはならないと
今から考えている…。
仲間の証しをトランクに貼って、彼は旅立ったのでした。